介護保険の上手な使い方

老人ホームの善し悪しを判断するための着眼点

老人ホームを選ぶ時は、自分の目で確かめる以外に決定するための方法はありません。
施設の善し悪しを判断する基準には個人差があり、
最終的には入所する本人が納得できるかどうかにかかっています。

 

有料老人ホームには、殆どの施設が「体験入居」を用意しています。
通常2泊3日コースというのが一般的ですが、介護事業関係者によると、
体験入居は最低でも5日間くらい必要だということです。
2泊3日という、短期間の体験入居では、施設側が準備したプログラムを消化するだけで終わってしまい、
本当の姿を知ることが出来ません。

 

例えば、既に入居している利用者たちが体験入居者に声をかけてくれるのは3日くらい経ってからです。
その会話の中で、入居者たちが感じている施設の不満などを知ることが出来ます。
実際の利用者の声を聞くことにより、施設選びの判断材料である情報を仕入れることができます。

 

さらに、入居者の部屋を見せてもらうことにより、
居室が清潔に保たれているかどうかを確認することができます。
また、入居者が大切にしている植物などの世話もきちんとされているかをみておきたいですね。

 

施設スタッフの笑顔は施設の状況を知るバロメータです。
しかし、2泊3日のような短期間の入居では、営業的なスマイルしか出会えないかもしれません。
時間に追われながら厳しい労働をしているスタッフが、
そのような状態の中でも生き生きと笑顔で働くことができる職場かどうかを知るためには、
短期間の入居では難しいかもしれません。