介護保険の上手な使い方

他人の手を借りて介護を継続

高齢者の介護を家族のみで行うのは、無理があります。
まして、一人で殆どの介護を行うのは無理です。

 

介護サービスを利用し、介護負担を軽くすること、
つまり、他人の手を積極的に借りることは、介護を継続するために不可欠なことです。

 

特に認知症の介護は24時間365日休む暇がありません。
どのくらい介護者の負担を軽くすることができるのか、積極的に考えるべきです。

 

介護負担を軽くするためには、認知症の高齢者が危険にさらされることは避け、
介護に携わる時間を短くし、介護者が生活にゆとりを感じることができる方法を見出すことが必要です。
介護者が健康でなければ、在宅で介護を継続することはできません。

 

例えば、認知症の高齢者が、着替えているとします。
時間がかかっても一人でできるようであれば、手も口も出さず、
その間に別のことをします。
逆にできないことは手助けをして、お互いのストレスをためないようにします。

 

「なぜできないの?」などと小言を言ったり、怒ったりすることはせず、
その間に必用な事を済ませるなど、時間を効率よく使う方法を考えます。

 

介護は、主婦である立場の人が一人で負ってしまいがちです。
ですが、他の家族も介護に巻き込み、役割を分担しましょう。
認知症の高齢者を抱えていることを隠す必要は全くないので、
オープンにして近隣の手も借りることをおススメします。
オープンにすることによって、万が一家の外に出てしまったときなど、
手を借りることができます。

 

介護保険申請をし、介護サービスも積極的に利用してください。

 

介護者にとって、介護が生活の全てになってしまうことは避け、
介護を生活の一部とすることができるような工夫・努力が必要です。