介護保険の上手な使い方

高齢者向け住宅の選択

「サービス付き高齢者向け住宅」があります。
このサービス付き高齢者住宅を、終の棲家として選択する人も増えています。

 

サービス付き高齢者向け住宅は、
国土交通省と厚生労働省が連携してスタートさせた高齢者向け住宅で、
一般の賃貸住宅と変わらない契約方式なのですが、
入居対象者が高齢者に限定されている住宅建物です。
有料老人ホームのように、入居の段階で高額の入居一時金を支払う必要はなく、
近隣の賃貸住宅と同じ家賃の相場で入居することができます。

 

ですが、実際に提供されているサービス内容は様々ですから、
十分に確認しなければなりません。
具体的には、提携している介護サービスから、どのようなサービスが受けられるのか、
在宅住宅サービスは間違いなく利用することができるのかなどを
確認することが大切です。

高齢者住宅選びの確認ポイント

入居費用

 

入居費用は低料金であることが原則です。
敷金と家賃の支払が基本で、前払い家賃を支払う場合は、
支払った金額が、しっかり家賃に反映されているかどうかを確認してください。

 

有料老人ホームの入居一時金のような支払を求められる場合もあります。
その場合は、必ず説明を求めてください。

 

家賃以外にかかる費用の内訳と内容を確認してください。

 

バリアフリー

 

安心のバリアフリー設計であるかどうかを確認し、
プライバシーの確保は十分であるかどうかについても確認します。

 

例えば、居室の広さなど、
サービス付き高齢者向け住宅の基準をクリアしている物件であるかどうかを確認してください。
(居室の広さが25m2以上、共有スペースをあわせた場合は、居室の広さは18m2以上で可)

 

安全、安心のために、居室に緊急通報装置がついているかどうかも確認しておきましょう。

 

要介護状態になった場合

 

元気で、自分の身の回りのことを何でもできるうちはよいのですが、
いずれ、要介護状態になる事も考えられます。
ですから要介護状態になっても暮らし続けることができるのかについても確認しておきます。
終身賃貸契約であれば、安心ですね。

 

建物内に、ライフサポートアドバイザーなどの専門スタッフがいるかどうか確認します。
専門のスタッフがいない場合は、
確実に外部から介護サービスを受けることができるかどうかについて確認してください。

 

介護・医療サービスとの連携

 

ケアマネージャーなどの紹介が受けられるのか、
介護サービスの利用体制について確認しておきましょう。

 

医療機関との連携状況についても確認し、
在宅医療期間との連携があるかどうかについても確認が必要です。

 

情報開示

 

食事サービスの有無や安全確認などの生活支援業務の有無など、
情報開示がきちんとなされているかについても確認しましょう。
また、管理者や警備会社などの関連機構の明示も確認してください。

 

日常の暮らし

 

その他、日常の暮らしについても細かく確認しておきましょう。
例えば、サービス付き高齢者向け住宅での暮らしの中で、
コミュニケーションは円滑かどうか、
居室に引きこもってしまい孤独感を味わってしまうようなことはないか、
地域やボランティアとの交流状況はどのようになっているかどうかについても
確認しておくと良いですね。