介護保険の上手な使い方

家族の介護力

高齢者が安心して暮らすためには、家族の介護力が不可欠です。

 

高齢者介護の周辺事情は、大きく揺れ動いていて、
医療と介護の現場では、「介護難民」の増加を危惧する声も高まっている状況です。
介護保険の改正内容を見ていても、介護を中心とする高齢者の受け皿は、
「施設」ではなく「在宅」に転換したことが明確にされています。

 

特別養護老人ホームや有料老人ホームの施設数はとても足りない状況で、
公的な施設では、3年以上の待ち時間が必要です。
中には5年以上も待っている人もいるのですが、施設増加の期待はできません。
さらに、有料老人ホームは、入所にかかる費用や月々の支払を考えると、
簡単に入居を決断することはできないという人も多い現状があります。

 

最近の傾向としては、一般の賃貸住宅と同じシステムの、
高齢専用賃貸住宅が建設ラッシュとなっていますが、地域によって建物の数にも差がありますし、
入居時にかかるお金は少なめですが、暮らしのサポートをしてくれる介護サービスとの連携を考えると、
不安になってしまうような物件が少なくありません。

 

つまり、在宅での介護力を高めていくことが重要で、
そのt目には、介護サービスと医療サービスを上手に使いこなしていく必要があります。

 

介護が必要になるのは、「ある日突然」のことが多く、
最終的に頼りになるのは家族の介護力です。
もし今、自分の両親が介護が必要になったら、
あなたやあなたの家族に介護を継続する力は備わっていますか?
介護は口で言うほど簡単なものではなく、
一つ間違うと家族を崩壊させてしまうような危険性もはらんでいます。

 

介護力をつけることによって、大切な人に安心で快適な介護を受けてもらうことが可能になります。